一生に一度の修学旅行、できるだけ完璧な髪型で楽しみたいですよね。
いろいろな理由があっても、ヘアアイロンを持って行きたい気持ちは多くの人が感じているはずです。
この記事では、修学旅行にヘアアイロンをこっそり持っていくコツや、飛行機に持ち込んでもバレにくい工夫をご紹介します。
「持ち込みは禁止だからダメです」とは言いませんが、ルールに反することで起こる可能性があるトラブルについてもお伝えします。
その点もふまえて、しっかりチェックしてくださいね。
修学旅行でヘアアイロンを上手に隠す3つのアイデア
それぞれの方法についてわかりやすく紹介していきます。
下着ポーチの中に入れる
下着が入っているポーチを開けてまで調べる先生はあまりいないでしょう。
人に見られたくないものは、この場所にしまうのが一番安心です。
中身が見えにくいように透明ポーチに入れた上で、さらに下着に包んでおくのもおすすめです。
ただし、女性の先生がチェックする場合は中まで見られることもあるので、その点は気をつけましょう。
タオルの中に巻いてしまう
タオルはコンパクトに畳むより、あえてくるくる巻いて芯にヘアアイロンを仕込むという方法もあります。
少し厚めでふわふわしたタオルを選ぶと、中に入れたアイロンが目立ちにくくなります。
ただし、タオルを広げて見られるとすぐにバレてしまうので、状況によっては注意が必要です。
信頼できる友達と協力する
実は、持ち込みがバレる一番の理由は「友達の密告」と言われています。
「自分だけルールを守ったのに、ずるい」と思われてしまうと、先生に報告されてしまうことも。
そのため、ヘアアイロンを持ち込むことを話す相手は、本当に信頼できる友達だけにしておきましょう。
また、みんなで使えるように貸してあげると、トラブルになりにくくなりますよ。
飛行機でバレずにヘアアイロンを持ち込むには?
コンセント式をキャリーケースに入れるのがポイント!
修学旅行で飛行機を使う場合、ヘアアイロンのタイプによってルールが変わります。
その中で一番トラブルの少ないのが「コンセント式」です。
飛行機で持ち込めるヘアアイロンのルール
【ガス式】
1人1本までOK。ただし熱くなる部分にカバーが必要です。
ガスの替えは持ち込みできません。
【コンセント式】
機内持ち込みも預け入れもOK。個数の制限もありません。
【充電式】
電池が外せるタイプならOK。
リチウム電池を使っている場合は、持ち込みのみ可能で預け入れはNGです。
ガス式や充電式は細かい条件が多く、確認に時間がかかることもあります。
そのため、チェックの際に先生に見つかってしまうリスクが上がります。
一番安心なのは、何も聞かれずに済みやすいコンセント式を使うことです。
手荷物検査の対策
手荷物検査では、バッグの中身をトレーに出して確認されます。
もしここでヘアアイロンを出すと、先生に見つかる可能性があります。
そのため、手荷物ではなくキャリーケースに入れて預ける方が安全です。
X線検査について
X線検査が初めてだと不安に感じるかもしれませんが、金属があるからといってアラームが鳴るわけではありません。
検査機は中身を透かして見る仕組みなので、「金属」と「液体」が特に目立ちます。
荷物の中で物が重なって見えにくい場合は、係員の目視検査が行われることもあります。
また、一部の空港ではX線の映像が画面に映し出され、周囲の人にも見えるようになっていることがあります。
その画面を先生が見ていることもあるので、油断は禁物です。
空港でヘアアイロンがダメと言われたときの対処法
もし空港で「これは持ち込めません」と言われてしまった場合でも、その場で取り上げられるわけではありません。
どうするかは、自分で決めることになります。
その場で処分する
持ち込みができないものを持っていると、当然飛行機には乗れません。
ただ、それを捨てれば問題なく搭乗できます。
とはいえ、ヘアアイロンは安い物でもないので、できれば捨てたくないですよね。
捨てたくないから飛行機に乗らない
絶対にヘアアイロンを手放したくない!という気持ちが強い場合は、飛行機に乗らないという選択肢もあります。
でも修学旅行中にそんなことをする人は、ほぼいないと思います。
「アイロンがないなら行きたくない!」なんて本気で思う人は……きっといませんよね(笑)
チェックインカウンターに戻って預ける
個人旅行なら、チェックインカウンターに戻って預けることもできます。
ただし、修学旅行では団体で行動するため、その場を離れるには先生の許可が必要です。
もしなんとか預けることができても、帰りの空港でまた一人で受け取らなければなりません。
疲れている中でコソコソ行動してバレたら、せっかくの思い出が台無しになってしまいます。
かなり難易度が高いので、この方法はおすすめしません。
どの選択肢を取っても、先生に見つかる可能性は高くなります。
最初から飛行機で通れる条件を満たした状態で持っていくのが一番安全です。
修学旅行でヘアアイロンが見つかったらどうなる?
これは学校や先生によって対応が大きく変わります。
ただ、「持ち込み禁止」とわざわざルールに書かれているということは、見つかったときにただでは済まない覚悟が必要です。
ここで、友人の修学旅行での体験をお話しします。
【体験エピソード】
それでも、こっそりヘアアイロンを持ってきた子がいたんです。
全員が地面に座らされて、ルール違反をした子への注意、そして「みんなの責任」として全体に向けた説教。
その子のクラスの学級委員が泣きながら謝るという展開に。
最近はここまで厳しい先生は少ないと思いますが、「ルールを守らないとどうなるか」を教えるために、何かしらのペナルティがあることは多いです。
先生は、生徒を叱るのも仕事のひとつなんですよね。
特によくあるのが「連帯責任」。
きちんとルールを守っている生徒にとっては、とても納得できない状況です。
「誰にも迷惑かけてない」と思っても、結果的には周りを巻き込んでしまう可能性があります。
先生にとっても、修学旅行は生徒にルールの大切さを伝える絶好のタイミング。
楽しいはずの時間が、説教の時間になってしまうかもしれません。
そのリスクは心にとめておきましょう。
おわりに
少しヒヤッとする話になってしまいましたが、ここまで読んでくださってありがとうございます。
私は、ルールを破ることを推奨するつもりはありません。
でも、自分の行動で何かを学ぶのも経験のひとつだと思っています。
ただ、修学旅行はみんなの思い出の時間でもあります。
ほんの少しでも「周りに迷惑をかけないようにしよう」と考えてもらえたら嬉しいです。