友人関係では、お互いをからかうこともしばしば起こりますが、中にはからかわれるのがつらいと感じる人もいます。
例えば、
- からかわれる内容が過激で辛い
- 同じことで何度もからかわれる
- からかわれるのがだんだん激しくなってきた
- 止めてほしいと伝えても、それが逆にからかわれるネタにされる
-
単純にからかわれること自体が嫌い
こんな悩みを持つ人もいるでしょう。
この記事では、そうした時に使える対処法を紹介しますので、ぜひ試してみてください。
自分の感情を伝える
友達のからかわれるのが気になるときは、率直に「最近、からかうのがきつくなっているよ」と伝えてみると良いでしょう。
相手があなたを大切に思っているなら、この一言で行動を改めてくれる可能性があります。
それでも、
「だって、君のことが好きでからかってるんだよ」
や、
「どうしたの、その反応は?(笑)」
と更にからかってくるようなら、その友達はあなたの気持ちを考慮していないかもしれません。
この場合、より強く自分の立場を伝えるか、別の方法を試すべきです。
友達に本当のことを言うのは勇気がいることですし、関係が悪化することもあるかもしれませんが、嫌なことを我慢していても解決はしません。
本音を伝えて関係が悪化するなら、それはそもそも深い関係ではなかったのかもしれません。
だからこそ、勇気を持って自分の気持ちを伝えてみましょう。
無視する方法
友達のからかわれるのが苦痛なとき、無視することも一つの対策です。
しばしば、いじられることが不快ながらも、関係が悪くなるのを恐れて明るく振る舞うことがありますが、それが逆に相手に安心感を与え、「からかっても大丈夫」と思わせてしまうのです。
皆、嫌われるのは避けたいものですが、過度に人を選んで強くからかう人もいます。
そこで、からかわれるのが辛いときは思い切って無視してみると効果的です。
相手がからかわれるのを続けても無反応なら、自分の行動を見直すきっかけになり、また「もしかして嫌われたかも」と不安になるかもしれません。
最初は無視してもからかわれるのが続くかもしれませんが、一貫して無視を貫くことが重要です。
無視は初めは難しいかもしれませんが、今の状況を変えるためにははっきりとした態度を示す必要があります。
また、あなたを不快にさせる行動はからかってるのではなく、いじめに近いものです。
そのため、そうした行動をとる人に遠慮する必要はありません。
はっきりと拒否する
友達にからいじられたとき、しっかりと拒否の意思を示すのも効果的です。
例えば、からかわれた際に
「それ、どういう意味?」
「それは面白くないね」
のように反応してみましょう。
からかうのを面白がる人には、その反応が予想外であればあるほど、影響を与えることができます。
このように、はっきりと否定することで、相手にちょっとしたショックを与えることが可能です。
さらに、からかう人はしばしば自分より弱いと見なされる人に対してのみ行動する傾向があります。
そのため、強い態度で応じることで、あなたを軽んじる行為を抑えることができます。
関係に距離を置く
からかわれるのが辛い場合、関係に距離を置くのも一つの手段です。
これまで紹介した対処法を試しても状況が改善されない場合、関係から一時的に距離を置くことで、からかわれる機会を自然と減らすことができます。
距離を置くことによって、相手にも自分の行動を見直す機会を与えることが可能です。直接的には言わずに態度で示すことで、相手はなぜ距離を置かれたのかを考えることになります。
ただし、この方法は相手に伝わりにくいため、効果が表れるまで一貫して行動を続ける必要があります。
まとめ
以上、友達からからいじられるのが問題となる場合の対処法を紹介しました。
からかうのといじめの違いを理解しておらず、問題行動を続ける人もいます。だからこそ、嫌なからかわれ方があった際は、何かしらの行動を起こすことで状況を変えることが大切です。
嫌なからかい方をする人に対して遠慮は必要ありません。
これを機に、積極的に自分の意思を表明しましょう。