「学級目標は決まったけど、しっくりくるサブタイトルが思いつかない…」
「クラス全員の心が一つになるような、印象に残る言葉にしたい」
そんな悩みを抱えている先生や生徒に向けたヒント集です。
サブタイトルは、学級目標をより伝わりやすくするための大事な一言。短い言葉でも、その目標のイメージがガラッと変わります。
この記事では、実際に使えるサブタイトルのアイデアや、言葉を選ぶときの考え方、ちょっと変わった発想のヒントまで、年代ごとにまとめました。
読み終わるころには、クラスにぴったりのサブタイトルがきっと見つかるはずです。ぜひ参考にしてみてください!
学級目標とサブタイトルのちがいって?
まずは、学級目標とサブタイトルがそれぞれどんな役割を持っているのかをはっきりさせておきましょう。
- 学級目標は、クラスみんなで目指したい姿や行動の指針。
-
サブタイトルは、その目標をもっと分かりやすくしたり、印象を強くしたりするためのひとこと。
たとえば、「一致団結」という目標だけだと、少しかたい印象があるかもしれません。
そこに、
というサブタイトルをつけるだけで、どんなクラスを目指しているのかが、より具体的に伝わってきます。
サブタイトルはメインの目標をサポートするものですが、クラスの雰囲気や個性を表す大切なポイントになります。
みんなの色が出るような一言をつけてみましょう。
すぐに使える!サブタイトルのアイデア集
ここからは、そのまま使えるサブタイトルの例をたくさん紹介します。
テーマごとに分けてあるので、クラスのイメージにぴったり合うものがきっと見つかります!
前向きで心に響くタイプ
- 未来がお前を待っている
- 自分のあとに道ができる
- 今という時間を思いきり生きよう
- 毎日が新しいスタート
-
今こそ輝くとき
自分らしさや成長を大切にするタイプ
- ひとりひとりがオンリーワン
- 上手じゃなくていい、そのままで進め
- 失敗は大きな学び
- ちがうって、すばらしい
-
本当の自分に出会うために
仲間との絆やチーム力をテーマにしたタイプ
- 心をつなげて、力に変える
- 一つの目標、一つの仲間
- We are ONE
- 支え合って、笑って、成長していこう
クスッと笑える、印象に残るタイプ
- うまくいかないって、実はチャンス
- 笑いがある毎日を
- 誰かがどこかでボケてる
- なんとかなる!みんながいれば!
-
本気でふざけて、真面目に遊ぶ
英語でキメる!スタイリッシュなタイプ
- Yes, we can!
- Never give up!
- Be the best!
- Make it happen!
-
Dream Big, Act Bigger
短い一言でも、クラスのイメージを大きく変える力があります。
ぴったりの言葉を選んで、思い出に残る目標を完成させましょう!
学級目標とサブタイトルのセット例集
ここでは、「学級目標」と「サブタイトル」を組み合わせたアイデアを紹介します。
学年やクラスのカラーに合わせて、アレンジして使ってみてください。
小学生向け
- 学級目標:思いやりと元気があふれるクラスに
- サブタイトル:〜笑顔で過ごして、みんなで成長〜
- 学級目標:チャレンジする気持ちを大切にしよう
-
サブタイトル:〜やってみなきゃ、始まらない!〜
中学生向け
- 学級目標:一人ひとりが輝くクラスを目指す
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サブタイトル:〜オンリーワンが集まれば、最強の仲間〜
- 学級目標:考えて動けるクラスになる
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サブタイトル:〜“やらされる”より“やりたい”を選ぼう〜
高校生向け
- 学級目標:高校生活を全力で楽しむ
-
サブタイトル:〜青春、逃したらもったいない!〜
- 学級目標:何があっても最後までやり抜く
-
サブタイトル:〜あきらめない心で前に進もう〜
サブタイトルはクラスの思いを伝える「ことばの顔」です。
かたくなりすぎず、でも心に残る言葉を見つけてみてください。
サブタイトルを考えるときの3つのヒント
「例を見たけど、自分たちの言葉で作ってみたい!」
そんなときは、次の3つのポイントを意識してみましょう。
目標のキーワードを言い換える
まずは学級目標に出てくる大事な言葉を見つけてみましょう。
たとえば「協力」「挑戦」「思いやり」など、クラスで大切にしたいことです。
そのキーワードを「支え合う」「全力で挑む」「優しくする」など、行動や気持ちの言葉に変えてみると、サブタイトルっぽくなります。
クラスの雰囲気に合わせる
まじめな雰囲気なら感動的な言葉、明るくにぎやかなクラスならユーモアのある言葉、運動部が多いクラスなら熱いスローガン系…など、クラスの個性にあわせて考えるとしっくりきます。
覚えやすくて、口にしやすい言葉にする
長すぎると覚えるのも言いにくくなってしまいます。
7〜15文字くらいでまとめると、スローガンとして印象に残りやすくなります。
リズム感のある言葉や、ちょっとした造語、英語のフレーズもアクセントになりますよ。
ひと味違う!オリジナリティを出すサブタイトルの工夫アイデア
せっかくなら、みんなの記憶に残るような特別なサブタイトルをつけたいですよね。
ここでは、ちょっとユニークで個性的なサブタイトルを考えるためのヒントを紹介します。
- 新しい言葉をつくってみる
すでにある言葉にこだわらず、自分たちだけのオリジナルワードを作るのも面白い方法です。
- 遊び心を入れてみる
少しユーモアを交えた言葉も、クラスの一体感を強めてくれます。
笑えて、意味もあって、覚えやすい。そんな言葉が理想です。
カタカナや英語でかっこよくキメる
ポスターやTシャツにも映えるのが、英語やカタカナのフレーズです。
- Make it Count(毎日を大切にしよう)
- Full Power!(全力でいこう)
- Team Sparkle(光るチーム)
-
絆ドライブ(絆を力に変えて前へ)
英語と日本語をまぜても、ハイブリッド感が出ておしゃれになります。
自由な発想で、クラスらしさをぎゅっと詰め込んだサブタイトルを作ってみてください。
まとめ
ここまで、学級目標とサブタイトルの違いや役割、作り方のコツを紹介してきました。
おさらいポイントはこちらです。
- 学級目標は、クラス全体の理想や方向を示す“土台”
- サブタイトルは、その目標に想いや温かさを添える“ひとこと”
- 言い換え、造語、英語などを使うとオリジナリティが出やすい
-
短くて口にしやすく、クラスの雰囲気に合う言葉がベスト
サブタイトルは小さなフレーズですが、その中にはクラス全体の願いや個性が詰まっています。
みんなで話し合いながら、「これだ!」と思える一言を見つけてください。
きっと、毎日の教室がもっと楽しくなるはずです。