毎日の晩ご飯を決めるのは一苦労ですが、お弁当の中身を考えるのも同じく大変ですね。
冷蔵庫を何となく見ていたら、お餅が目につきました。特に冬場はお正月に余った餅がたくさんあるものです。
お餅ならば腹持ちがよく、きな粉やあんこをつければ、おやつにも変身します!
そこで、今回はお弁当でお餅を固くさせずに持ち運ぶ方法と、お餅のアレンジ方法をご紹介します。
お弁当用お餅を柔らかく保つ簡単テクニック
新鮮なお餅や焼きたてのお餅はとても柔らかいですが、保存しておくと硬くなってしまいますよね。
お餅は時間と共に乾燥して硬くなるため、お弁当で持ち運ぶ際には特に柔らかさを保つ工夫が必要です。
レンジを使える環境なら簡単ですが、外で食べるときは別の対策が求められます。
以下、効果的な方法をいくつかご紹介します。
お餅に砂糖を加える
砂糖は水分を保持する性質を持っており、少量をお餅に加えるだけで柔らかさを保つことができます。
お餅一つに対して大さじ1程度の砂糖を混ぜ込むと良いでしょう。
この方法はお正月のお餅作りにも応用できますが、お餅が甘くなるため、お弁当のおかずとしては向かないかもしれません。
甘いスナックとしては最適です。
スープジャーを利用する
お餅をスープジャーに入れておくと、温かさが保たれ、時間が経っても固くなりません。
スープジャーは100円ショップでも購入でき、簡単に利用できます。
温かいスープと一緒にお餅を入れて持ち運べば、いつでも柔らかいお餅が楽しめます。
お餅を包んで湿気を保つ
お弁当用のお餅も、暖めた状態を保つことは可能です。
お餅を温めた後、ラップやアルミホイルを使ってすぐに包んでしまいましょう。
完全には焼きたての柔らかさは出ませんが、お団子のような適度な柔らかさを維持することができます。
お餅が乾燥するのを防ぐため、できるだけしっかりと密封することが大切です。
白玉ダンゴを利用する
白玉ダンゴは、もともと冷たい状態でも美味しく食べられるので、お弁当に最適です。
余った白玉ダンゴをお弁当に活用してみてください。
豚肉を巻いたりと、アレンジ方法は多彩です。
白玉ダンゴをわざわざお弁当のために用意するのは手間がかかるかもしれませんが、試してみる価値はあります。
お餅を焼いて持ち運ぶ
お餅を焼く方法もあります。
次の手順で行います
1. アルミホイルを約30センチメートル用意します。
2. フライパンに少量の油を熱し、お餅を両面焼きます。
3. 焼けたお餅をアルミホイルにのせ、その上に海苔を敷きます。
4. お餅に少し醤油を振りかけた後、海苔で巻いてからアルミホイルで包みます。
この方法で、お昼まではお餅を柔らかく保つことができますが、夕方には固くなることもあります。
お弁当でお餅が時間がたつと硬くなる原因
お弁当に入れてもお餅が硬くならないコツをこれまで紹介しましたが、そもそもお餅が硬くなるのはなぜでしょう。
お餅に含まれるもち米のでんぷんが、時間が経つにつれて変質してしまうためです。さらに、お餅は時間が経過すると乾燥し、水分が失われると、でんぷんが再び固い状態に戻ります。
この2つのプロセスが、お餅が時間とともに硬くなる理由です。
加えて、でんぷんは加熱されると、水分と熱が分散し、水分がでんぷんの隙間に入ることで糊化し、お餅がもっちりとした食感になります。これがお餅を温めると柔らかくなる理由です。
お弁当に餅巾着を入れても硬くならない工夫
夕食時にお鍋やおでんに使われる餅巾着は、しばしば余ってしまいます。
スープジャーを使ってそのままお弁当に入れる方法もありますが、スープジャーがない場合でもお弁当の一品として活用できるアイデアがあります。
先に紹介した砂糖を加える方法を活用し、いなり寿司風に甘辛く煮ると、柔らかさを保ちながら楽しむことができます。
また、アルミホイルやラップを使用して包む方法も効果的です。しっかりとラップを巻いておけば、他のおかずに汁が漏れることも防げます。
まとめ
お弁当にお餅を取り入れる方法はたくさんあることがわかりました。
インターネットでお餅のレシピを調べると、多彩なアレンジ方法が出てくるので、選択肢は豊富です。
お正月にお餅が余る心配をすることなく、積極的に多めに買っても大丈夫だと感じられるでしょう。