手紙の「P.S.(追伸)」って、意外と使いこなすのが難しいと思いませんか?
でも実は、ほんの一言で相手をクスッと笑わせるチャンスでもあるんです。
本記事では、「P.S.って何を書けば面白くなるの?」「気まずくならないポイントは?」といった疑問に答えながら、具体的なネタや実例テンプレートをたっぷり紹介します。
あなたの一言が、誰かの一日を明るくするかもしれません。
手紙・LINE・メッセージ、どんな場面でも使える“笑えるPS”を一緒に学んでみませんか?
なぜ “PS” を使うと手紙が面白くなるのか
手紙の最後に「P.S.(追伸)」をつけると、ぐっと印象的な内容になりますよね。
特に、そこに“ちょっとした笑い”を仕込むと、読み終えた相手の記憶に強く残ります。
この章では、なぜPSが「笑いのプレゼント」にぴったりなのかを見ていきましょう。
読み手の期待を裏切る「追伸」の魔力
「P.S.」というのは、一度終わった文章にあとから付け足す一文。
そのため、読者はもう終わったつもりで読み進めています。
そこに予想外の内容がくると、気持ちの“スキ”をつかれて笑ってしまうんです。
P.S.は、ツッコミのような役割を果たす一文とも言えますね。
話の流れを崩さずオチを仕込める構造
普通に文章の途中でジョークを入れると、読み手が混乱したり、伝えたいメッセージがぼやけたりすることもあります。
でもP.S.は本題の外なので、自由度が高く、ちょっとしたユーモアを差し込むのにぴったり。
しかも、読む人は自然と「どんなオチが来るんだろう?」と構えるので、笑いの準備ができてるんですね。
通常の本文 | 追伸(P.S.) |
---|---|
フォーマル・真面目な内容 | ゆるくて自由な一言 |
情報を伝えるのが目的 | 印象を残すのが目的 |
流れを大切にする | 突然の変化もOK |
つまり、P.S.は“文の外”にあるからこそ、「遊び心」を思いっきり出せるんです。
面白い “PS” の書き方10選
ここからは、実際に使える「面白いPS表現」を10パターンご紹介します。
手紙やメッセージの内容に応じて、どんなタイプの笑いが合うか選んでみてください。
予想外の告白系PS
手紙の内容とは全く関係ない「突然の告白」で、相手をズコッとさせましょう。
例:「P.S. 実は、明日から占い師になります。」
自虐ネタPS
自分の失敗や弱点をあえてネタにすると、相手も笑いやすいです。
例:「P.S. この手紙、3回書き直しました。書きすぎて腕がパンパンです。」
小ネタ・ダジャレPS
短くてスパッとした言葉遊びが効きます。
例:「P.S. 誕生日に“たん”をかけて、短パンで行こうと思ったけど寒かったです。」
未来予測風PS
相手の未来を勝手に予測して笑いに変える方法です。
例:「P.S. 来年の今頃、あなたはムキムキになってるらしいです(AI予測)。」
誤字・ミス風に見せかけるPS
あえて間違ったように見せて、実は狙ってるという手法です。
例:「P.S. 誕生日プレゼンツ…あ、プレゼント。」
ものすごくどうでもいいPS
情報の重要度がゼロすぎて、逆にジワジワくるパターンです。
例:「P.S. 今日の靴下、左右違います。」
暗号風・謎かけPS
読み手が「?」となるような謎かけにすると、後でLINEで突っ込まれること間違いなし。
例:「P.S. 347→214→002 さて、何でしょう?」
引用風・文学風PS
有名な言葉や詩っぽい表現を使って、あえて大げさにして笑いを誘います。
例:「P.S. 君が笑うと、僕も笑う。君が怒ると、怖い。」
二重PSでひねる方法
一度P.S.でオチをつけたあと、さらにP.P.S.でひねりを加える技です。
例:「P.S. 誕生日おめでとう!P.P.S. あ、プレゼントは気持ちだけです(物理的に)。」
一度本題に戻る体裁のPS
P.S.でちょっと笑わせた後、「実は…」と真面目な話に戻すパターン。
ギャップで印象的になります。
例:「P.S. そうそう、今日うちの犬が2回もくしゃみしたよ。P.P.S. ところで、最近元気にしてますか?」
タイプ | 内容例 |
---|---|
予想外の告白 | P.S. 実は、明日から占い師になります。 |
誤字ネタ | P.S. 誕生日プレゼンツ…あ、プレゼント。 |
小ネタ | P.S. 今日の靴下、左右違います。 |
二重PS | P.S. おめでとう!P.P.S. プレゼントは想像で! |
「PSで一笑い」、この小さな演出が、手紙全体の印象をグッと上げてくれますよ。
PSを使う際の注意点・コツ
PSは便利で面白い反面、使い方を間違えると相手に違和感を与えることも。
ここでは、笑ってもらえる“ちょうどいいPS”を作るための注意点とコツを紹介します。
本題との整合性を崩さない
あまりにも唐突すぎる内容は、相手を混乱させてしまう可能性があります。
笑わせるためには、多少の飛躍はOKですが、本題と“無関係すぎない”ラインを意識しましょう。
例えば、真剣なお悩み相談の後に「P.S. 今日カレー食べました」ではトーンのギャップが激しすぎます。
“笑ってもらえる”と“空気を壊す”は紙一重だと意識しておくと安心です。
相手との親しさ・立場を考慮する
面白い内容も、相手との関係性次第で「失礼」と取られることがあります。
たとえば、年上の人やあまり親しくない人に「P.S. そろそろ年ですね」などは避けた方が無難です。
ジョークの“温度”は、相手との距離感に合わせて調整しましょう。
長くなりすぎないこと
P.S.の醍醐味は「短くて軽い一言」だからこそウケるという点にあります。
つい書きすぎると、P.S.が“第2の本文”になってしまい、オチがぼやけます。
特にスマホで読むことが多い今、長い文章はスクロールされずに流されがち。
P.S.は「短く・強く・覚えてもらう」が基本です。
NG例 | 改善ポイント |
---|---|
P.S. さて、話は変わって…それでね…いや待って…(長文) | 内容を一言で言えるように削る |
P.S. 昨日カレー食べた。あ、ちなみに手紙の話はどうだった? | 本題に関係あるor余韻を壊さない一言に |
P.S. あなたもそろそろ老けたよね(笑) | 相手との関係性をよく考える |
PSは「手紙の余白を使ったジョーク」。
だからこそ、“ちょっとだけ”ふざけるのがちょうどいいんです。
実例付き:PSを使った面白い手紙テンプレート
ここでは、実際に使える「面白いPS入り手紙」のテンプレートを3つご紹介します。
場面に合わせてカスタマイズして使えるようになっているので、ぜひ参考にしてみてください。
同級生向けテンプレート
長年の付き合いのある友達なら、ちょっとしたいじりも笑いに変わります。
本文 | PS |
---|---|
○○、誕生日おめでとう! 学生時代からあっという間に時間が経ったね。 最近はなかなか会えないけど、元気にしてる? 今度、例のカレー屋リベンジしに行こう。 |
P.S. ちなみにあの店、また休業してたよ…呪われてる? |
恋人・気になる相手向けテンプレート
ちょっとしたボケやかわいい嘘で距離を縮めるチャンス。
本文 | PS |
---|---|
○○へ お誕生日おめでとう! いつも頑張ってる○○を尊敬してます。 今年も、あなたにとっていい一年になりますように。 |
P.S. 実は、来世では私のペットらしいよ。…よろしくね? |
仕事・先輩・後輩向けテンプレート
ややフォーマルな関係でも、柔らかく笑いを届けることは可能です。
本文 | PS |
---|---|
○○さん お誕生日おめでとうございます。 日頃からご指導いただき感謝しています。 お身体にお気をつけて、素敵な一年にしてください。 |
P.S. プレゼントは、明日の会議の資料ということで…(笑) |
テンプレートは、ほんの少し“自分らしさ”を加えることで、グッと魅力的になります。
相手との関係性やその人のキャラを意識しながら、カスタムして使ってくださいね。
まとめ:あなたの「面白PS」で笑顔を届けよう
今回は「手紙のPSを面白くする方法」にフォーカスして、具体的なアイデアや実例を紹介してきました。
普段は何気なく使っているP.S.ですが、ちょっと工夫するだけで、手紙がぐっとユニークで記憶に残るものになります。
PSの使い方 | 効果 |
---|---|
予想外の一言を添える | 相手を笑わせて印象アップ |
自虐や小ネタを入れる | 親しみを持たせやすい |
相手との関係に応じて調整 | 安心して笑ってもらえる |
「PS一行で笑顔を作る」、そんな小さな魔法を、あなたの大切な人にも届けてみませんか?
ちょっと照れくさくても、あなたらしい言葉が相手の心を温かくするはずです。
それでは、最後に恒例の一言を——
P.S. この章もちゃんと読んでくれてありがとう。