いつも学校でお世話になっている高校の先生に年賀状を出すとき、ひとこと添えたいけど、どんな言葉がいいか迷ってしまうこともありますよね。
この記事では、高校生が先生に年賀状を送るときに使えるメッセージ例や、書くときに気をつけたいポイントをわかりやすくまとめています。
年賀状を担任の先生に送るときに気をつけたいこと
新年のごあいさつとして先生に年賀状を出すときには、ちょっとした気配りが大切です。
失礼のないように意識して書くことで、気持ちのこもった一枚になります。
きちんとした言葉で書くようにする
学校では親しみやすく話していても、年賀状では少し改まった言い方にするのがポイントです。
「です・ます」で丁寧に書くだけでも、先生への思いやりがしっかり伝わります。
かしこまりすぎる必要はありませんが、敬語を使えるとより丁寧な印象になります。
一文字一文字に気持ちを込める
年賀状は、新年の大切なごあいさつです。
急いで書いたような雑な字よりも、丁寧に書いた文字のほうが先生の心に響きます。
先生はたくさんの生徒の文字を見ているので、そのひと手間がきっと伝わります。
送り先は学校でもOK
先生の自宅住所がわからないときや、プライバシーを考えて送りにくい場合は、学校宛てで問題ありません。
学校の名前と先生のフルネーム、その後に「先生」と書いて送るのが基本です。
親しくしている先生で、自宅宛てに送るよう頼まれた場合は、そのとおりにして大丈夫です。
宛名は「先生」と書くのが正解
名前は「〇〇先生」と書きましょう。
「様」と「先生」を一緒に使って「〇〇先生様」と書くのは間違いです。
これは丁寧どころか逆に失礼になることがあるので注意しましょう。
退職された先生に送る場合も、「先生」という呼び方で問題ありません。
学校の先生方全体に出すときは、「〇〇学校 職員御一同様」といった形で書くのが一般的です。
あいさつの言葉は丁寧なものを
先生や年上の方に送る年賀状には、「謹賀新年」や「恭賀新年」などの、丁寧な四文字のあいさつを使いましょう。
「賀正」や「迎春」といった短い言葉は、友達や同世代に向けたカジュアルな表現なので避けた方が無難です。
「謹んで新年のごあいさつを申し上げます」といった言い回しも、ていねいでおすすめです。
高校の先生に年賀状を書くときに喜ばれる内容
せっかく年賀状を出すなら、先生が読んでうれしくなるような言葉を選びたいものです。
先生へのありがとうの気持ちや、今年がんばりたいこと、先生の体を気づかうひとことなどがあると、心のこもった年賀状になります。
ありがとうの気持ちを伝える
いつも授業やクラブ活動など、先生はいろいろな場面で私たちを支えてくれています。
でも、毎日の忙しさの中で、面と向かってお礼を言うチャンスはなかなかありませんよね。
年賀状は、その気持ちを伝えるいいタイミングです。
「去年もたくさんお世話になりました」とひとこと添えるだけでも、先生にとっては嬉しいものです。
今年の目標ややってみたいことを書く
新しい年に向けて「こんなことをがんばりたい」「今年はこれに挑戦する予定です」といった目標を書くのもおすすめです。
先生は生徒の成長を喜んでくれるので、その気持ちを年賀状で伝えることで応援したくなるはずです。
「去年よりももっと勉強をがんばります」など、自分なりの前向きな言葉で大丈夫です。
体調を気づかうやさしさを伝える
寒い季節は、体調をくずしやすい時期でもあります。
そんな時期だからこそ、「寒い日が続きますがお体に気をつけてください」といったひとことがあると、先生も心があたたまります。
こうした思いやりのある言葉は、年賀状をさらに素敵なものにしてくれます。
高校の担任の先生に年賀状を出すときに使えるひとことメッセージ例
高校生が先生に送る短めの年賀状メッセージ例
まとめ
この記事では、高校生が学校の先生に送る年賀状の短いメッセージ例と、書き方のポイントをご紹介しました。
年賀状は、日ごろの感謝や先生への気づかいを伝えるチャンスです。
短くても気持ちが伝わるように、自分の言葉で心を込めて書いてみましょう。