「生活作文って、どんなことを書けばいいのかな?」
「テーマが思いつかなくて困っている…」
「どこかにテーマの一覧があれば見てみたい!」
小学生や中学生、高校生になると、「生活作文」という課題が出ることがあります。
特に夏休みの宿題としてよく登場しますよね。
読書感想文や税に関する作文なら、ある程度は内容のイメージがつかめます。
でも「生活作文」と言われると、「それって何のこと?どんなことを書けばいいの?」と戸惑うことも多いです。
そこで今回は、いろいろな「生活作文のテーマ」を集めてみました。
小学生から高校生まで、それぞれの年代に合ったテーマを提案していますので、ぜひヒントにしてみてください。
生活作文ってどんなもの?
「生活作文って、どんなことを書くの?」
そんな疑問を持っている人も多いかもしれません。
生活作文とは、自分が普段の生活の中で経験したことを通して感じたことや、気づいたことを書く作文のことです。
たとえばこんな内容がぴったりです。
- おじいちゃんやおばあちゃんの家で畑仕事をして、食べ物のありがたさを知った
- キャンプに参加して、みんなで協力することの大切さに気づいた
-
飼っていたペットとの別れを経験し、命の大切さを感じた
とはいえ、こういった特別な体験がない人もいるかもしれません。
そこで、もっと身近で書きやすいテーマを紹介していきますね。
生活作文にぴったりのテーマを紹介
小学生におすすめのテーマ
小学校の低学年では、自分が体験したことを書くのが一番書きやすいです。
たとえば、夏休みの宿題として出された場合でも、夏休みの前にあった学校行事などを振り返ってみるのも良いでしょう。
運動会や遠足、社会科見学など、身近な体験がテーマとして向いています。
家でお手伝いをしたことも立派なテーマになります。
高学年になると、クラブ活動や習い事などにも取り組み始める時期です。
その中でがんばったことや、友達とのやりとりについて書くのもおすすめです。
- 運動会で頑張ったこと
- 遠足での楽しい出来事
- 家で家事を手伝った話
- おじいちゃんやおばあちゃんの家での体験
- ペットと過ごした思い出
- 友達と遊んだりケンカしたりしたこと
- 小学生になってから頑張っていること
- 虫を捕まえたり育てたりした経験
- 海や山、プールに出かけた思い出
- キャンプに行ったときのこと
- 家族でのおでかけや旅行
-
クラブ活動や習い事、塾の思い出
中学生・高校生におすすめのテーマ
中学生や高校生になると、部活動に取り組んでいる人が多いですよね。
部活を通して経験できることはたくさんあります。
たとえばこんなことが挙げられます。
- 毎日の練習を通じて、コツコツ努力する大切さを知った
- 仲間と力を合わせることで、協力することの大切さを感じた
- キャプテンを任されて、責任を持って行動する難しさとやりがいを学んだ
- チームメートとの関わりの中で、思いやりや信頼の大切さを知った
- うまくいかずに悩んだけれど、あきらめずに立ち直った経験
-
試合本番で力を発揮するには、集中力がとても大事だと気づいた
こうした出来事は、自分自身の成長につながる貴重な経験です。
特に心に残っていることがあれば、それをテーマにするのが良いですね。
「部活以外のことを書きたい」という人には、こんなテーマもあります。
- 体育祭や文化祭、合唱コンクールなどの行事での思い出
- 工場見学や職場体験を通して感じたこと
- 家の手伝いをして気づいた家族の大変さ
- 家族の仕事について調べて考えたこと
- ペットとの日々や別れを通じて感じたこと
- 友達とのトラブルや感動した出来事
- 戦争や平和について考えたこと
- 好きなことを深く調べてみた体験(音楽、スポーツ、ゲームなど)
- 授業の中で気になった社会や歴史の話題について
- 歴史上の人物を調べて、どんなところにひかれたのか
- 自分の好きな言葉や四字熟語、その理由について
- 海や山など自然の中での体験
-
クラブ活動での成長や挑戦
好きな偉人をテーマにして、その人の名言や行動から学んだことを書くのもおすすめです。
また、自分だけの「大切にしている言葉」を見つけて、その理由を書くと、読み手にしっかり気持ちが伝わる作文になりますよ。
生活作文の書き方ヒント 手軽に書けるアイデアは?
小学生向け:書き方のヒント①
「特別なことがなかった…」という時には、「おうちの手伝い」をテーマにしてみましょう。
掃除や料理、洗濯や草むしりなど、家の中でできることはたくさんあります。
こんな流れで書くと、スムーズに仕上がります。
- 〇〇の手伝いをしてみた
- 最初はうまくできなかったけど、やり方を聞いたり工夫したら少しずつできるようになった
- 実際にやってみて、大変さや家族のありがたさに気づいた
-
毎日頑張ってくれているお母さんにありがとうの気持ちを伝えたい。これからは自分もできることを進んでやりたい
すぐに試せることなので、自分の体験として書きやすくておすすめです。
小学生向け:書き方のヒント②
もうひとつのおすすめテーマは「将来の夢」です。
たとえば、こんな思いを持っている人は多いと思います。
- こんな仕事をしてみたい
- 〇〇が得意になりたい
- 将来、〇〇のような人になりたい
-
歴史の中の〇〇という人にあこがれている
こうした気持ちをもとに、こんな風に書くとスムーズです。
- わたしは〇〇のような人になりたいです
- なぜそう思ったのか、その理由を書く
- 〇〇になって、こんなことをやりたい
-
そのために、これからがんばりたいこと
「将来の夢」と言っても、遠い未来でなくても大丈夫です。
「来年の大会で優勝したい」といった近い目標でも立派なテーマになります。
思いつかない時は、「お父さんみたいな人になりたい」「お母さんのようになりたい」など身近な人を思い浮かべてみても良いですね。
中学生・高校生向け:書き方のヒント①
中学生や高校生になると、多くの人が部活動やクラブに入っていますよね。
その活動の中で感じたことや学んだことを作文にするのは、とてもおすすめです。
書くときのポイントは次の通りです。
- 自分が入っている部活は〇〇部
- 今の目標は〇〇で、そのために日々努力している
- 実際の練習や試合でのエピソード
- この経験を通して、自分がどう成長したか
- 今後にどう活かしていきたいか
このように書けば、自分の体験をしっかり伝えることができます。
特に、「この経験から何を感じたか」「これからの自分にどうつなげたいか」まで書けると、とても印象の良い作文になります。
中学生・高校生向け:書き方のヒント②
学校では、修学旅行や職場体験、工場見学などの行事がありますよね。
こうした体験は、生活作文のテーマにぴったりです。
たとえば、修学旅行で係の仕事を担当したなら、そのときに大変だったことや学んだことを書くのもいいですね。
また、訪れた場所に注目して、「〇〇の仕組みを学んだ」「〇〇を作る工程が面白かった」といった内容でもOKです。
もし夏休みの宿題として出されたなら、家族と一緒に工場見学へ出かけてみるのもおすすめです。
自分の体験をもとに書くことで、気持ちのこもった作文になりますよ。
中学生・高校生向け:書き方のヒント③
ちょっと変わったテーマにチャレンジしたいなら、「税についての作文」もおすすめです。
中学生や高校生になると、お買い物のときに消費税を払うこともありますよね。
さらに、学校の建物や体育館、図書館など、身近な場所にも税金が使われていることを知ると、考えるきっかけになります。
こんな流れで書くとスムーズです。
- 自分の身の回りにある〇〇に税金が使われていることを知った
- 気になって調べてみたら、〇〇ということがわかった
- もし税金がなかったら〇〇はどうなるのだろう?
- 調べてみて、税金の大切さを改めて感じた
税について調べながら書くことで、知識も深まり、説得力のある作文になりますよ。
まとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
生活作文は、自分の毎日の中で体験したことから感じたことや気づきを書く作文です。
難しいことを書く必要はまったくありません。
どんな小さなことでも、そのとき自分が感じたことを言葉にすることが大切です。
自分の言葉で、素直に書いてみてくださいね。
応援しています!