卒業したあとに母校へ行って、思い出の先生に会いたいと思うことがありますよね。
でも、いきなり行っても大丈夫なのか、何か準備が必要なのか、ちょっと心配になる人も多いと思います。
そこで今回は、「母校に行きたい」「先生にまた会いたい」と考えている人に向けて、事前にしておくといい連絡の仕方や、当日のマナー、学校への気づかいなどをわかりやすく紹介します。
＼Qoo10はこちら／
母校へ行く前に知っておきたいポイント
昔お世話になった先生にもう一度会いたいと思う気持ちは、とても温かくて素敵なものです。
ただ、今の学校では安全面や先生の忙しさを考えて、卒業生でもルールを守ることが求められます。
楽しい再会にするためにも、少しだけ準備をしてから行くことが大切です。
いきなりの訪問がNGなわけ
連絡なしで突然学校に行くのは、できるだけ避けましょう。
その理由には以下のようなことがあります。
- 授業中や会議中で、先生が対応できないことがある
- 学校では安全のために出入りの管理をしている
-
他の生徒や先生の仕事の邪魔になってしまうことがある
「ちょっと寄ってみただけ」では済まないこともあります。
まずは学校に一報を入れるのがマナーです。
先生に会うためにしておくといい準備
母校を訪ねる前に、まずは学校に連絡をしてみましょう。
以下のような方法が便利です。
【おすすめの連絡方法】
-
電話：受付の人に先生の在校確認や取り次ぎをお願いしてみる
-
メール：学校のホームページにメールアドレスが載っていることもあります
【伝えておくとよい内容】
- 自分の名前と卒業した年
- 何のために訪問したいのか（例：先生に近況報告をしたい）
-
行きたい日と時間
あらかじめ伝えておくことで、先生も予定を空けやすくなり、ゆっくり話す時間が取りやすくなります。
学校を訪ねるときにチェックしておきたいこと
学校によっては、訪問の際に以下のような決まりごとがある場合があります。
-
事前に申し込みフォームへの記入が必要なことがある
-
受付でチェックを受けたり、名札をつけて校内に入ることが求められる
-
卒業生や保護者が入れる場所が決まっている場合がある
これらは学校によって異なるので、出かける前に学校の公式サイトや受付に確認しておくと安心です。
懐かしい場所の訪問について
先生との面会だけでなく、校内の思い出の場所を見たいと思うこともあるでしょう。その場合は、事前に許可を得ておくことが大切です。
現在使用中の教室や特別教室は、授業や活動の邪魔にならないよう配慮しましょう。
複数の先生に会いたい場合の対応
複数の先生に会いたい場合は、あらかじめ全員の予定を確認しておくと良いでしょう。
「○○先生がいらっしゃったら、ぜひ挨拶したいです」と伝えておくことで、当日スムーズに面会できる可能性が高まります。
先生との再会をいい時間にするために
久しぶりに先生と会えるのは、とても嬉しいひとときになると思います。
でも、次のようなことに気をつけると、よりあたたかく気持ちのこもった再会になります。
- 感動しても落ち着いて、感謝の気持ちを丁寧に伝える
- 限られた時間でも、お互いに気持ちよく話せるようにする
-
今の自分のことをわかりやすく伝えるように意識する
自分ばかり話すのではなく、先生の様子も見ながら会話することが大切です。
訪問時の服装と持ち物について
母校を訪問する際の服装は、社会人として相応しい清潔感のある服装を心がけましょう。
特に就職活動中の学生や新社会人の場合は、スーツでの訪問も好印象です。学生の場合は制服や私服でも構いませんが、だらしない格好は避けるべきです。
持ち物としては、以下のものを準備しておくと安心です。
- 身分証明書（学生証や社員証など）
- 訪問の際の手土産（必須ではありませんが、気持ちとして）
- メモ帳とペン（話したいことや質問をメモしておくと忘れません）
卒業後の年数が経っている場合の配慮
卒業から長い年月が経っている場合、先生が転勤や退職されていることもあります。事前に学校に問い合わせて、会いたい先生の在籍状況を確認しておくと良いでしょう。
また、先生が覚えていない可能性もあるため、自分の卒業年度やクラス、部活動など具体的な情報を伝えられるよう準備しておきましょう。
SNSでの連絡は避けるべき理由
最近では先生とSNSでつながっているケースもありますが、私的なSNSでの連絡は避け、公式な連絡手段を使うことをおすすめします。
先生のプライベートと仕事の境界を尊重することも大切なマナーです。
お礼状や報告について
訪問後に簡単なお礼状やメールを送ることで、先生との良い関係を継続できます。
その後の進路や成長を報告することは、多くの先生にとって何よりの喜びになります。
定期的に近況を伝えることで、卒業後も継続的な関係を築いていけるでしょう。
母校へ行くときの心がけまとめ
母校を訪ねて先生と再び会うことは、大人になってからの貴重な思い出になります。
そんな時間を気持ちよく過ごすためには、突然行くのではなく、きちんと連絡を入れておくことが大切です。
学校の決まりを守ることも、先生への思いやりの一つです。
マナーを守って訪問すれば、先生にも「また会いたい」と思ってもらえるような、素敵な関係が築けるはずです。